普門寺と号し、かつては紙幡寺、加波多寺ともいわれ、白鳳期の末期(680年前後)に創立されたものと考えられています。「古今著聞集」や「今昔物語集」に出てくる”蟹の恩返し”の縁起と国宝釈迦如来坐像で有名なお寺で、この本尊である釈迦如来坐像の安置してある本堂は、宝暦九年(1759年)に建築されたものです。 |
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白鳳期の作で国宝に指定されている釈迦如来坐像は、高さ262cm(8尺8寸)、重さ7t(2千貫)の銅像です。蟹満寺の本尊で、もとは金色に輝いていたとみられますが、今は紫銅の輝きを見せています。釈迦三十二相中の螺髪(巻毛)、白毫(額の突起)がなく、縵網相という手の指の間に水掻きのようなものがあります。切れ長の目、深遠な哲理をやどすかのような口もとから頬への線、豊満な仏身を穏やかなよどみのない流麗な衣紋線で包んでいて、荘厳端麗の趣きがあります。 |
 蟹満寺 京都府木津川市山城町綺田浜36 8:00〜16:00 300円(団体割引あり) TEL(0774)86−2577 |